フロリダ銃乱射事件：銃撃犯は黒人3人を殺害する前に憎悪のメッセージを残した

Nov 21, 2023

ジャクソンビル保安官が銃撃犯を名指し、容疑者には犯罪歴がなかったと主張、FBIが公民権捜査を開始

フロリダ州ジャクソンビルの店舗内で３人が死亡した銃撃事件について、ＦＢＩは捜査を進めていたが、地域住民の指導者らは恐怖を表明しており、当局は人種的動機によるものだと述べた。

高性能ライフルと拳銃で武装し、タクティカルベストとマスクを着用した白人男が土曜午後２時前、ディスカウントストアのダラー・ゼネラル店に入り、男性２人と女性１人を射殺した後、自殺した。 被害者３人は全員黒人だった。

アレハンドロ・マヨルカス米国土安全保障長官は、同省が状況を注意深く監視していると述べ、銃撃を非難した。

マヨルカス氏は「ジャクソンビルだけでなく全国各地で、あまりにも多くのアメリカ人が人種的動機に基づく暴力により愛する人を失っている。 私たちはフロリダ住民の安全を守るために、法執行機関とジャクソンビルのコミュニティに支援を提供し続けます。」

FBIジャクソンビル現地事務所が発表した声明によると、連邦捜査局（FBI）は銃撃事件に対する連邦公民権調査を開始し、米司法省公民権部門と調整する予定だという。

ジャクソンビル保安官TKウォーターズは日曜、銃撃犯の名前をライアン・パルメーター（21）と名指しし、容疑者には犯罪歴がなく、銃撃に使用された武器を合法的に購入したと述べた。

ウォーターズ容疑者は土曜日の記者会見で、銃撃犯は「黒人を憎んでいた」と述べ、「銃撃犯がより大きなグループの一員であるという証拠はまったくない」と付け加えた。

ジャクソンビル市議会議員のジュコビー・ピットマンさんは涙ながらにWJXTの取材に応じ、怒りを感じており心が重いと述べ、「銃撃事件を見るのはもううんざりだ…この地域の人々は傷ついている」と付け加えた。

銃撃現場近くのセントポールAME教会の主任牧師は日曜日の朝、100人ほどの信者に哀悼の意を表した。

「私たちの心は傷ついています。 もしあなたたちの中に私と同じような人がいたら、私は怒らないように戦っているのです」とウィリー・バーンズ牧師は語った。

ウォーターズ氏によると、銃撃犯は20代で、グロック式拳銃とAR-15半自動小銃を使用し、少なくとも1つの銃器にはかぎ十字が描かれていたという。 同氏は、銃撃犯は黒人に対する憎しみを詳細に記した「いくつかのマニフェスト」を残した、と語った。 この書き込みにより、捜査当局は、ジャクソンビルでの銃乱射事件から5周年を迎えたため、彼が銃撃を行ったと信じるようになった。

「銃撃犯の連続殺人の動機となった憎しみが、さらなる悲痛の層を加えている」とウォーターズ氏は語った。

銃撃犯はその場で自ら命を絶った。 彼は隣のクレイ郡から車で来ていた。 襲撃の直前、犯人は父親にコンピューターをチェックするよう伝えるテキストメッセージを送っていた。 父親が書き込みを発見し、家族が911通報したが、銃撃はすでに始まっていたとウォーターズ氏は語った。

フロリダ州ジャクソンビル・タイムズユニオン紙によると、銃撃犯は両親とともにクレイ郡に住んでいたとみられる。 彼は以前、「2016年にクレイ郡で国内通話に関与したが、逮捕はされなかった。 そして2017年に彼はベイカー役になった」とウォーターズ氏が述べたと同紙は報じた。 1971 年のフロリダ精神保健法としても知られるベイカー法は、個人の非自発的施設収容と検査を許可しています。

ウォーターズ氏は日曜、「犯罪歴など何もなかった」と語った。 同氏によると、記録に残っているのは兄との家庭内暴力に関する電話だけだという。

「赤旗は出なかった」と彼は語った。

保安官は、銃撃犯は近くの歴史ある黒人大学であるエドワード・ウォーターズ大学（EWU）で目撃されたと述べた。

EWUはニュースリリースで、彼は以前にキャンパスへの立ち入りを拒否されていたと述べた。そしてこの遭遇はジャクソンビル保安官事務所に報告された。

「今日はジャクソンビルの歴史において暗い日です。 このコミュニティには憎悪の余地はない」とウォーターズ氏は語った。 「私はこの卑劣な銃撃犯の個人的なイデオロギーにうんざりしています。」 同氏は捜査を継続し、銃撃犯の自宅を捜索していると述べた。